会話は手押し相撲だと思う
ブログを開いたはいいもののネタがない。
というより、記事になるほどの規模とまとまりを持ったネタというものが意外と見つからない。たすけて。
時事ネタやら政治ネタで世間にモノ申すこともできないわけでもないのだが、3記事目にしてそれはどうなんだと思って何となく迷っていた。
いや、なにも「政治の話とかむずいわw そーゆーのつまんないしオレよく分かんねーっすよw」的な話ではない。世の中の流れをよく見て常に自分なりに考えている人はえらいと思うし、僕もそうありたいとは思う。でもこういうネタはタイミング次第で受け取られ方も変わってくる。
特に、世の中のご意見番ポジション、つまり口を開けば政治か時事トークみたいなスタンスは、なかなかに難しいものがあると思う。このブログを人に例えると、僕は出会って3つ目の話が時事ネタのやつってことになる。自己紹介して、帽子と自意識の話して、次が世間に対するご意見という会話の流れ。大学のサークルの新歓とかで話しかけられたら苦笑いで対応するしかないタイプの、結構扱いに困る人だ。
時事ネタの会話っていうのは、自分も相手もそういうちょっと真面目な話をする態勢がきちんと整っていないと難しい。楽しくお酒飲みながらお笑いネタで盛り上がってる時に、横から北朝鮮問題と政府の国防予算の関係についての話を振られても、なかなか乗れるものではない。こういう話題は、どちらかの用意が整っていないとあっという間に会話の土俵からはじき出されてソロ舞台になってしまう、いわば手押し相撲なのだ。
もしここで、
そういう姿勢が若者が政治に関心を持たない原因なんだそんなんだから日本の学生は政治の討論ができないんだ知ってるかアメリカなどの外国ではな
的なことを言われても僕にはどうすることもできない。なぜか。僕がその会話の勢いに乗る用意ができていないから。だから、はじき出された僕にできる反応といえば、それっぽい神妙な表情を浮かべながら空虚な相槌をうつことくらいだろう。
それなのに、世の中には、不意打ちで相手を土俵からはじき出しておいて「政治の話が通じない、嘆かわしいことだ」みたいな姿勢を取る人がいるものだ。まったく、最近のやつは会話のマナーがなっtt
そんなことを考えていたので、しばらくはソフトなネタを放流しようと思っていた。しかし一方で、下書きにはお堅い話ばかりが積もっていく。今のところ、他にまとまった記事がないし、これを使うしかないみたいだ。
だから、あらかじめ言い訳をすることにした。先に言い訳をしておけば、少なくとも不意打ちの卑怯者にはならずに済む。
僕は、口を開けば時事ネタマンじゃないしご意見番ポジションを目指しているわけでもない。ここでの僕の時事話はある意味では独り言だ。これは、相手を想定していない、一人手押し相撲というわけ。
以上。
よし。これで、このブログは誰も傷つけずに時事ネタを扱えるようになりました。OK?
では次の記事からさっそく時事ネタに触れていきます。やったー。
ちなみに、相撲ネタです。